66回品川セミナー

楽して計算するには
−計算を科学する

平成27116日(金) 17:30より

牧野 和久 (数理解析研究所・准教授)

近年の情報化社会において,高速なアルゴリズムを設計することは極めて重要である.しかしながら,与えられた問題が効率的に解けるかどうかは,容易には分からない現状にある.

 本講義では,計算可能性,P,NPなどの計算量理論の基礎的な概念を説明すると同時に,高速アルゴリズム設計の意義や重要性を応用などを交えて議論する.

クレイ数学研究所 ミレニアム問題のページより引用http://www.claymath.org/millennium-problems/p-vs-np-problem