第7回品川セミナー
第7回品川セミナー
「研究用原子炉(KUR)の運転再開とその意義」
「研究用原子炉(KUR)の運転再開とその意義」
平成22年12月3日(金)
17:30より
森山裕丈(原子炉実験所、教授・所長)
小野公二(教授、日本学術会議連携会員)
燃料交換のために休止していた京都大学研究用原子炉(KUR)が再開しました。この機会に、がん治療の研究など、KURを用いた学際色豊かな研究の動向、また次期中性子源や新しい原子力システムの開発に向けた基礎的・先導的な研究の状況を展望します。
また社会的にも関心の高い具体的な研究の例として、原子炉実験所で行われているがん治療の研究、即ちホウ素中性子捕捉療法(BNCT)による医療研究について、これまでの実績と最新の状況を紹介し、KUR運転再開の意義を考えます。